経済から見る保育園が増えない理由①

「保育園落ちた日本死ね」という投稿が波紋を広げています。

待機児童問題の改善を求める2万7000人分の署名が集まり、政府もいよいよ本格的に動き出します。

しかし、保育園を増やすためには大きなお金が必要なことは事実です。

認可保育園には様々な基準があり、耐震性や屋外遊戯場、保育士の人数など越えなければならないハードルがいくつもあります。

待機児童が多い都会では土地も高く、屋外遊戯場を含む大きな土地を準備することは難しくなります。

それよりも大変なのは保育士の確保でしょう。

保育士の給与は他と比べると月10万円少ないというのが現状です。これでは成り手が少なくても仕方がありません。

現在の保育士の給与を10万円上げるためには3000億円もの予算が必要とされており、そう簡単ではありません。