日経平均700円超安、１万7000円割り込む

29日の日経平均株価は前日比714円安の１万6930円と大幅に続落しました。

１万7000円を割り込んだのは８カ月半ぶりです。

中国関連企業の経営悪化が伝わったことによって朝方から全面安の展開となりました。

中国経済の悪化は以前から不安視されていましたが、企業業績の減速が顕在化したことによって市場は警戒感を強めています。

創業120年の名門である第一中央汽船が東京地裁に民事再生法の適用を申請したことも報じられましたが、再建を困難にしたのも中国経済の減速でした。

また、原油安や株安で評価損を抱えた中東のオイルマネーが損失を補填するため世界の株式市場から逃避する可能性も懸念されています。

VIX指数も20台中頃と高止まりしており、荒い値動きが続きそうです。

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