不安定な市場、今週は重要指標多数

先週は上海株式市場の急落を発端に世界株安となりました。

市場は大荒れですが、株価も戻しており、そこまで大きなパニックは回避されそうです。

今週はいよいよ9月に入ります。月初めのため、重要な経済指標の発表が多数あります。

そのなかでも注目を集めるのは米雇用統計でしょう。

この結果が９月に利上げを始めるかどうかを左右します。

ＦＲＢが金融引き締めに動けば、世界経済にも影響を及ぼすため、９月の利上げを見送るとの見方が優勢です。

中国景気や金融市場が不透明な中で、利上げには慎重にならざるを得ません。

ただし、米国内では雇用の回復が持続しており、市場の乱高下が収まれば、利上げを行うとみられます。

９月に利上げを決断する可能性も残っており、その場合は市場予測に反することから、もう一波乱あるかもしれません。

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