Windows10、本日より提供開始

本日よりWindows10の提供が始まります。

Windows７以降の利用者は１年間の期間限定で、無償でアップグレードすることができます。

Windowsの無償アップグレードは初の試みであり、Microsoft(MS)はソフト会社からクラウド等で安定的に収益を得るビジネスモデルへの転換を目指します。

MSはこれまで数年ごとに新しいＯＳを発表してきました。

世代交代の度にパソコンの買い替え需要を生み、メーカーから受け取るライセンス収入はMSの収益の柱となりました。

しかし、スマートフォンの普及で状況は一変し、パソコン市場は2012年以降、縮小が続いています。

一方、スマホ市場はするものの、Windowsのシェアは３％前後と低迷しています。

Windows 10の無償化によって利用者をつなぎ留め、アプリなどで継続的に収益を上げるスマホ型のビジネスモデルを目指します。

成功の鍵は魅力的なアプリやサービスの充実にあります。

Windowsの利用者は多く、アプリ開発者にとっても魅力があり、アプリが急増するかもしれません。

ビジネスモデルの転換は危険を伴いますが、一発逆転の可能性も秘めています。